40代夫婦の平均貯蓄額、平均借入額、貯蓄割合は?(令和元年最新版)

貯蓄

お金の話って、親友や親にもちゃんと聞けない話ではありませんか?
いくら稼いでるの?とか。いくら貯金してるの?とか。
だから、自分の立ち位置が周りと比べてどうなのか、気になってしまいます。

そこで役に立つのが統計値。
お金の話も、統計としてきちんと公表されており、これがひとつの目安となります。

そこで、令和元年の金融広報中央委員会の公表データ
「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]」をベースに、
40代夫婦(2人以上の世帯)における平均貯蓄額、平均借入額、それぞれの中央値、
貯蓄割合を見ていきたいと思います。

なお、本記事で言う貯蓄、ですが、公表データ自体では「金融資産」とされており、


『定期性預金・普通預金等の区分にかかわらず、運用の為または将来に備えて蓄えている部分とする。ただし、商・工業や農・林・漁業等の事業のために保有して いる金融資産や、土地・住宅・貴金属等の実物資産、現金、預貯金で日常的な出し入れ・引落しに備 えている部分は除く』

家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和元年調査結果より

とされてます。要は、貯蓄だけではなくて、株や投資信託などの金融資産は含むよ、
でも事業用のお金や、土地や家などの現物資産は対象外だよ、ということですね。

前置きが長くなりました。では、データをみていきましょう!

(本記事は令和元年=2020/1/8現時点最新の調査結果をベースに構成されています。)

40代(2人以上世帯)の平均貯蓄額は?

40代の平均貯蓄額は694万円です。
中央値(統計をとった全員の中で真ん中の人の値)は365万円となります。
(平成30年調査では平均貯蓄額が942万円、中央値が550万円ですから大幅なダウンです。)

ちなみに、これは金融資産を持っていないと答えた人を含む値です。
40代においては、金融資産を持っていない率が18.7%もあり(平成30年調査では22.6%)、
その方々を除いた、金融資産を持っている世帯のみを母数とした場合の
平均貯蓄額は880万円、中央値は550万円となります。
(平成30年調査では、平均貯蓄額が1238万円、中央値が800万円でしたから、こちらも大幅なダウン)

この大幅な平均額の減少ですが、個人的な考えでは、金融資産を持たない家庭が減り、
金融資産を持つ家庭が増えた半面、新しく金融資産を持ち始めた層は資産額が少ない傾向にあるため、
全体的な平均額と中央値を押し下げたのではないかと。
(事実、資産が少ない世帯の割合が増えていることが今回の調査結果で明らかになっています)

では、平均貯蓄額と中央値について、さらに、年収ごとにみていきましょう。
(金融資産持たない世帯を含む平均値と中央値です、またカッコ内は平成30年の調査結果です)

収入帯貯蓄平均(万円)中央値(万円)
収入なし650(-)650(-)
300万円未満196(261)65(26)
300~500万円未満365(617)200(407)
500~750万円未満760(934)500(649)
750~1,000万円未満921(1,417)635(1,308)
1,000~1,200万円未満1,278(1,852)860(1,500)
1,200万円以上1,771(3,369)1,560(2,400)

となっています。
ここでの「収入」ですが、調査票の聞き方が「ご家庭の年間手取り収入(税引後)」となっていたので、
共働きの場合は二人の合算の収入(手取り)だと思って良いと思います。

40代(2人以上世帯)の平均借入額は?

よく平均貯蓄額の話だけして、借入金の話をしない方がいらっしゃいますが、
ちゃんと借入金も見てみたいと思います。

調査によると、40代の平均借入額は1088万円です。
中央値は800万円となります。
(平成30年調査では、平均借入額は1002万円、中央値は300万円でした)

これも、無借金の人を含む値です。無借金の方は全体の33.6%にのぼり(平成30年調査では37.6%)、
その方々を除いた、借入金がある人だけの平均は、
平均借入額1690万円、中央値1700万円となります。
(平成30年調査では、平均借入額は1673万円、中央値は1600万円でした)

さらに、年収ごとにみていきましょう。
(無借金世帯を含む平均値と中央値です、カッコ内は平成30年調査結果です)

収入帯借入平均(万円)中央値(万円)
収入はな い55(-)55(-)
300万円未満476(220)0(0)
300~500万円未満947(842)520(350)
500~750万円未満1,131(1,190)1,000(1,000)
750~1,000万円未満1,195(1,349)1,000(1,025)
1,000~1,200万円未満2,030(1,464)1,800(1,000)
1,200万円以上1,227(1,551)400(1,000)

おそらく大半が家のローンでしょうね。
「借入金の目的」という調査項目もあり、
「住宅の取得または増改築」での借入が78.3%と最も高い結果となっております。
30代の平均借入額が1274万円なので、30代に組んだローンの残債が順調に
減っているということでしょうか。

40代(2人以上世帯)の貯蓄割合は?

貯蓄割合とは、年間の手取り収入の何割を貯蓄にまわせているか、という値です。
調査によると、40代の平均貯蓄率は9%(平成30年調査結果は10%)となっております。
ちなみに30代は11%(同12%)、20代が10%(同15%)です。
40代が一番貯蓄割合が少ないです。
子供が生まれ、育つのが原因にあるのかもしれません。

共働きの場合の平均貯蓄額は?

年代別は出ていませんが、共働きの場合の平均貯蓄額の参考値も出ています。
こちらは、平均貯蓄額が965万円となります。中央値は485万円です。
(平成30年調査では、平均貯蓄額が1156万円、央値は600万円)

上記も金融資産非保有世帯(全体の17.5%)を含んだ値になっており、
金融資産を持つ世帯に限って統計を取ると、
平均貯蓄額が1173万円、中央値が660万円となります。
(平成30年調査では、平均貯蓄額が1422万円、央値は812万円)

ただし、この項目の値はあくまで参考値です。
上記の額は、統計表において、「世帯主と配偶者のみ就業」という項目を見ているのですが、
実はこれ以外にも「その他就業者あり」という項目もあり、
この「その他就業者あり」にも共働きが含まれていると考えられるからです。
(EX:共働きで同居する親も働く、子供も働くとか)

統計の母数としては、「世帯主と配偶者のみ就業」が1188に対し、
「その他就業者あり」が797と結構大きな勢力となります。
ちなみに、「その他就業者あり」の平均貯蓄額(金融資産非保有含む)は1266万円と、
「世帯主と配偶者のみ就業」(965万円)より多いんですよね…。

なので、これはあくまで参考値です。

個人的には「世帯類型別」「就業者数別」のクロス集計がほしいところ。
「世帯類型別」が「世帯主夫婦のみ」、「就業者数別」が「世帯主と配偶者のみ就業」に加え、
年代別のデータもさらにクロス集計できれば、
我が家のような家庭(共働き・子なし)の平均貯蓄額が分かるのですが…。残念です。

まとめ

さて、ご自分の貯蓄と比べていかがですした?
多くても安心できませんし、少なくても焦らなくても良いと思います。

というのも、当たり前の話ですが、
40代は、子供がいる、いない(いる場合は何歳の/何人のお子さんがいるか)によって
貯蓄できる額は全然違うと思いますし、共働きかどうか、家は持ち家か賃貸かに
よっても大きく変わると思うのです。

我が家の場合は…、夫婦共同の資産は平均を下回っております。
(夫婦がそれぞれ管理している個人の資産を含めると平均を上回るのですが)
夫婦共同資産を平均に近づけるよう、頑張って貯蓄と投資に励みたいと思います。
(焦ってはいませんよ、のんびり、できる範囲で頑張ります!)

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